今回は、基礎代謝量についてです。
体重計などで体重を測ったときに基礎代謝量~kcalと出てきたのを見たことがある方が多いのではないでしょうか。実際、数値だけ出されてもいいのか悪いのかわかりずらいですよね。そんな方になるべくわかりやすく解説したいと思います!
基礎代謝量とは
基礎代謝量とは、人間が安静状態で生命を維持するために消費する最低限のエネルギー量を指します。具体的には、睡眠中や安静時においても、心臓の鼓動や呼吸、細胞の修復などの基本的な生理機能を維持するために必要なエネルギー消費量です。
基礎代謝量が高いとどうなるのか
基礎代謝量が高いと次のようなメリットがあります。
1.体重:体重が大きいほど基礎代謝量も増加する。
2.身長:身長も基礎代謝量に影響を与える。背が高い人の方が基礎代謝量もやや高くなる。
3.年齢:年齢が上がるにつれて基礎代謝量はやや低下する傾向がある。
4.性別:男性の方が同じ条件下で女性よりも基礎代謝量が高いことが多い。これは男性の方が筋肉が多い傾向があるため。
5.筋肉量:筋肉は静止していてもエネルギーを消費するため、筋肉量が多い人は基礎代謝量も高くなる。
6.体温:体温を維持するためにもエネルギーが必要。寒冷な環境では基礎代謝量が上昇することがある。
上記のようなメリットがあるのですが、僕が特に言いたいのはやはり体重や筋肉量ですね。無酸素運動を勧めるのはここにあります。筋トレを行うことで筋肉量が増えます。これによって基礎代謝量が増加し、睡眠中や安静時など動いていないときでもエネルギーをより多く消費することができ、太りにくく痩せやすい体を作ることができるというわけです。年をとると痩せにくくなるといわれるのは、年齢が上がるにつれて基礎代謝量はやや低下する傾向があるというのが原因の一つなのかもかもしれませんね。
まとめ
基礎代謝量とは、人間が安静状態で生命を維持するために消費する最低限のエネルギー量を指す。無酸素運動を行い筋肉量を増やすことで、基礎代謝量があがり太りにくく痩せやすい体を作ることができる。
今回は以上です。では!